町田市議会 政務活動費


さくら 咲く
町田市議会 政務活動費裁判
『違法支出!の判決確定!!

2024年2月29日、東京地方裁判所 品田幸男裁判長は、2014年〜2017年度の 町田市議会政務活動費の支出のうち、約1007万円が「違法」であるとの判決を言い 渡しました。3月18日、原告代理人 弁護士千葉恒久先生が裁判所に電話を入れた ところ、「本件は確定しました」との返事がありました。無事確定です!
「市民の税金を有効に使ってほしい!」 ごくあたりまえの 「草の根」の主張が実を結び ました。今後、町田市議会がどう改革を進めていくのか、目が離せません。
ひきつづき、確定した判決内容と今後の町田市議会の動きを、草の根ニュースやHPで 市民の皆様にお伝えします。

草の根



3月4日の千葉先生のコメントに続き、針ヶ谷先生のコメントを掲載いたします。

[事件番号令和2年(行政ウ)第16号] 町田市議会政務活動費裁判で、
二人の 弁護士の先生に原告訴訟代理人をお願いしました。
一人は千葉 恒久 弁護士、もう一人は 針ヶ谷 健志 弁護士です。
3月4日の千葉先生のコメントに続き、針ヶ谷先生のコメントを掲載いたします。

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裁判所の判断と今後の課題




町田市議会政務活動費
「違法支出」の判断下る!総額 1千7万5032円!!

[事件番号令和2年(行政ウ)第16号]は、2月29日(木) 午後1時15分、 東京地方裁判所にて、裁判長からの言い渡しが行われました。

品田幸男裁判長は、2014年〜2017年度の町田市議会政務活動費の支出のうち、
草の根が違法ではないかと提訴した5,218件中 2,649件、
金額にして約1007万円が「違法」である との判決を言い渡しました。
※まちだ市民クラブ480万1514円、自民党351万4723円、保守連合175万8795円 を「町田市に返還せよ」という内容です。
ここに 急ぎ 判決の全文を公開いたします。
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東京地裁判決 2024/2/29(本文1)
東京地裁判決 2024/2/29(本文2)
東京地裁判決 2024/2/29(表1)
東京地裁判決 2024/2/29(表2)
同時に、この裁判の代理人弁護士 千葉恒久のコメントを 掲載いたします。
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訴訟の主役は領収書




請願第16号は、12月22日本会議で
町田市議会議員全員の賛成で「不採択」

請願 第16号「町田市議会政務活動費の使途の透明性の確保に関する請願」
(請願項目)
第17期 町田市議会改革調査特別委員会において、政務活動費の使途の透明性の確保のために規則等を改善することを求めて、会計帳簿の整備のため「証憑類に会派の活動として支出した議員の名前を明記することを議題とすること」

12月22日 町田市議会本会議において、第17期町田市議会改革調査特別委員会での委員会報告(12月11日)があり、請願第16号については質疑はなく、「政務活動費の透明化の議論は必要と考えるが、係争中の案件であり最終的な判決が出ていない案件であるので議題に挙げるタイミングではない」との反対討論があり、不採択とすべきであるとの報告の後、採決が行われ、議員全員の賛成で不採択となりました。
支出した議員はその支出に責任を負っています。その自覚がない議員に政務活動費を預かり、支出する資格はありません。 「支出した議員名を領収書に明示する。」それすら出来ないのは、市民に説明ができないような支出をしているからなのではないでしょうか。 また、すでに結審し、来年2月29日の裁判長の言い渡しを待つだけの状況の中であるにもかかわらず、「係争中」を隠れ蓑に、議論そのものをしない町田市議会の現状は、あまりにも一般常識から外れています。
町田市議会の真実の姿を見た思いです。
草の根
※委員会当日の12分30秒の録画中継をご覧ください
町田市公式ホームページ⇒町田市議会⇒議会中継⇒委員会録画中継
⇒第17期町田市議会改革調査特別委員会 (会議日:令和5年12月11日)

≪ご報告≫
[事件番号令和2年(行政ウ)第16号]は、11月9日の期日で結審し、2024年2月29日(木) 午後1時15分、東京地方裁判所にて、裁判長からの言い渡しが行われます。




[事件番号令和2年(行政ウ)第16号]結審!2024年 2月29日言い渡しです!

 ご報告
[事件番号令和2年(行政ウ)第16号]は、去る11月9日の期日で結審しました。2024年 2月29日(木) 午後1時15分、東京地方裁判所にて、裁判長からの言い渡しが行われます。

結審直前の10月31日、自由民主党会派より反論(熊沢議員のケレス関連の主張書面・自民党準備書面(8))が提出されたため、11月7日、原告準備書面(27)を提出しました。また、結審当日に、まちだ市民クラブ会派より反論(年度末の備品の支出 準備書面(10)と戸塚議員の陳述書)が提出されました。

2023年12月議会に『町田市議会政務活動費の使途の透明性の確保に関する請願」を提出しました!


※PDFをクリックしてください
原告準備書面(27)
『町田市議会政務活動費の使途の透明性の確保に関する請願』




11月9日の期日で終結し、言い渡し期日は、令和6年2月中に予定!

予定されていた8月21日の期日は、裁判所の都合で急遠取り消しとなり、 11月9日 に変更となりました。8月31日には裁判官より、「11月9日の期日で終結し、言い渡し期日は、令和6年2月中に予定している」との連絡もあり、基本的な主張・立証は出尽くされたという状況です。
しかし、当初予定の8月21日の期日(結審)直前に、自由民主党会派(8/7)、 まちだ市民クラブ会派(8/13)か ら準備書面が出されたため、反論として原告準備書面 (25)(26)を 提出するなど、猛暑の中、書面づくりに追われました。
また、前回の期日(6月26日)以降、準備書面(24)(25)(26)の作成にあたり、新たに『備品管理票』をチェックしたところ、ここでもきちんと管理できていない事実が判明しました。
2019年4月の監査請求から4年間に渡り今回の訴訟で明らかになったこと! それは、会計帳簿も満足につけない、備品管理票も用紙はあるが必須事項が記入されていないなど・・・。「政務活動費」は税金であり、使途の開示は絶対条件です。けれども、町田の「議会」は、使途を秘密にする、市民に隠す技能はナンバー1議会だということです。


※PDFをクリックしてください
原告準備書面(24)
原告準備書面(25)
原告準備書面(26)
陳述書(結審にあたり)




2020年1月に東京地裁に提訴して4度目の夏を迎えます。

前回のHPの更新(2022年12月21日)から、なんと、半年がたってしまいました。この間、2月6日、4月17日、6月26日と3回の期日があり、町田市議会議員会派からの反論に対してのやり取りが続き、いよいよ、8月21日で結審となります。
『裁判』と一口に言いますが、本当に長い時間と労力がかかります。 今回、準備書面(18)〜(23)までHPで公開いたします。 また、『草の根ニュースbU1(奇々怪々シリーズbS)』も公開いたします。    
草の根

PDFをクリックしてください
準備書面(18)【まちだ市民クラブ】
準備書面(19)【自由民主党】
準備書面(20)【保守連合】
準備書面(21)【まちだ市民クラブ】
準備書面(22)【自由民主党】
準備書面(23)【保守連合】




公金(政務活動費)は、外に説明する責任を逃れることはない!

ほとんどの市議会議員は、「○○太郎を応援する会」といった政治団体をつくり、東京都選挙管理委員会に「政治団体」として届け出をしています。その政治団体所在地は自宅である事が判明しました。(一部、実家、政党事務所の議員もいる)
一方、個人の携帯電話や自宅の固定電話、インターネット回線費用、自宅での新聞代など、その費用の100パーセントを政務活動費で支出しています。
市民の常識では、議員個人の携帯電話や自宅の固定電話、インターネット回線費用、自宅での新聞代が、会派の政務活動費のみに100パーセント使われているとは考えられません。議員の家族とのやり取り、議員活動、後援会活動や選挙活動、個人の自由な活動もあるでしょう。けれども訴訟対象の3会派の市議会議員は、会派の政務活動費のみに100パーセント使われていると強弁しています。その根拠はありません。
2015年2月 23日 に提出された町田市監査委員の監査報告書 「2014年財政援助団体等監査の結果について」は、この裁判の原点です。
「公金 (政務活動費)は条例・規則に基づき、組織 (会派)に交付されており、 組織 (会派)の活動に充当されているかどうかを見る必要があります。組織のお金には、規律ある管理が求められると同時に、出納の状況を組織内外に説明する責任が生じます。ましてや公金は、外に説明する責任を逃れることがありません。そのためには会計帳簿が必要になります。」(2014年財政援助団体等監査の結果についてより)

「公金(政務活動費)は、外に説明する責任を逃れることはない!」この言葉に勇気をもらいながら、2023年もがんばります!  草の根

2022年9月6日に裁判所に提出しました 原告準備書面(15)【まちだ市民クラブ】 原告準備書面(16)【自由民主党】 原告準備書面(17)【保守連合】を掲載します。


※PDFをクリックしてください
原告準備書面(15)【まちだ市民クラブ】
原告準備書面(16)【自由民主党】
原告準備書面(17)【保守連合】




令和2年 (行 ウ)第16号住民訴訟事件

『令和2年 (行 ウ)第16号住民訴訟事件』との事件名で、11回の審理が開催され、 内容の整理と確認が行われています。 今後、11月 、2023年2月の審理が予定されて おり、その後、弁論が始まる模様です。

既に裁判所に提出しました原告準備書面(13)(2022年2月3日提出)と、 原告準備書面(14)(・別表 1自由民主党 2まちだ市民クラブ 3保守連合)・陳述書(自民党の駐車代と選挙活動)(2022年6月9日提出)を掲載します。


※PDFをクリックしてください
原告準備書面(13)PDF その1
原告準備書面(13)PDF その2
原告準備書面(13)PDF その3
原告準備書面(14)PDF
別表 PDF
陳述書(自民党の駐車代と選挙活動)PDF




11月18日、陳述書『訴訟に至る経過について』と関係書類を提出!

第4回目審理5月25日、第5回審理7月15日、第6回審理9月21日、 今回第7回審理が11月25日に行われ、証拠書類の確認や反論書の提出、 どのように議論をしていくのか等の、弁論に入る前の整理が行われています。

これにあたり、私たちは11月18日、 『訴訟に至る経過について』と関係書類を提出いたしました。 町田市に住む一市民が、なぜ町田市議会の政務活動費の使い方に疑問を抱き、裁判を起こすに至ったのか、 町田市民の皆様、全国の皆様に知っていただきたく、ホームページに公開することに致しました。


※PDFをクリックしてください
PDF26  陳述書(訴訟に至る経過について)
以下
PDF   原告証拠説明書(5)
PDF27  「2014年財政援助団体等監査の結果について」
PDF28  「町田市議会政務活動費に関する調査結果報告書」
PDF29  公文書不存在決定通知書(H28年1月25日)
PDF30  公文書不存在決定通知書(H29年2月1日)
PDF31  行政不服審査会答申 (会員カード)
PDF32  行政不服審査会答申 (会計帳簿)
PDF33  1 平成26年 総勘定元帳(調査活動費)町田市議会会派 自由民主党
      2 平成26年度 会計帳簿  町田市議会会派 まちだ市民クラブ
      3 平成26年度 現金出納帳 町田市議会会派 保守連合
PDF34  1 平成29年 政務活動費会計帳簿 町田市議会会派 自由民主党
      2 平成29年 政務活動費会計帳簿 町田市議会会派 まちだ市民クラブ
      3 平成29年 政務活動費会計帳簿 町田市議会会派 保守連合
PDF35  世田谷区生活者ネットワークの政務活動費会計帳簿


次回、第4回目の審理は5月25日!
裁判長からは、違法支出5,218件の事実証拠と違法指摘の論拠について3か月以内(5月連休明け)に 反論を提出するように、町田市議会の各会派に、指示がされた!

2021年2月3日、町田市議会政務調査・活動費の違法支出分の返還訴訟(令和2年(行ウ)第16号) 第3回目の審理が東京地方裁判所(霞ヶが関1丁目)703号法廷で開かれました。

昨年、2020年1月15日東京地方裁判所に提訴して1年余。 コロナウィルスの流行の影響で裁判期日が遅れて、7月1日第1回目の審理、 10月1日第2回目の審理、を経て、今回、第3回目の審理となりました。

2014年から2017年の4年間の町田市議会政務活動費の支出のうち、 『まちだ市民クラブ会派』『「自由民主党会派」『保守連合会派』の、 違法と思われる5,218件の事実証拠について、事実関係を調べる実質的な審理が始まりました。

町田市政を考える会・草の根は、引き続き草の根ニュースで、 「町田市議会政務活動費裁判始まる!」をシリーズで発行し、 5,218件の一つ一つの事案を市議会議員の実名入りでお伝えし、 政務調査・活動費の違法支出、有権者の感覚からかけ離れた、 杜撰な支出の実態を明らかにしていきます!